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| エニアグラムの歴史 |
エニアグラムという人間の性格を分類する概念がどこで生まれたのか、歴史はまだハッキリとわかっていません。
エニアグラムの「図形」というシンボルと「9つの性格タイプ」の概念とは、切り離して考えます。
エニアグラムの図形は、約4500年以上前の古代のものであり、起源はバビロンにあるとも、古代エジプトにあるとも言われていますが、直接的な証拠は見つかっていません。
この図形は宇宙万物の本質を表す象徴なのです。
図形の背後にある考えは、古代ギリシャのピタゴラス、プラトン等やその弟子の哲学者の考え方に見られます。
エニアグラムの図形を今日にもたらした人は、ゲオルギー・イワノビッチ・グルジェフという学者です。
彼はギリシャ系アルメニア人で1875年誕生の人です。
グルジェフはアフガニスタンか、トルコ辺りでエニアグラムの図形と出会ったようで、宇宙における自らの位置と、人生における目的を理解する助けとなることをエニアグラムに求めて研究し、弟子達に教えました。
しかし、それは性格タイプとして教えたものではなく哲学です。
1950年代になってオスカー・イチャーソ(ボリビア人)がエニアグラムの多くの要素を研究しているうちに、図形と性格タイプとのつながりを発見しました。天才的なひらめきによって、彼は多くの資料から今日のエニアグラムの基本形をもたらしました。
キリスト教の7つの大罪も研究し、人間の「9つの囚われ(passions)」を表しました。
(1)怒り (2)プライド (3)欺き (4)妬み (5)ため込み
(6)恐れ (7)貪欲 (8)欲望 (9)怠惰
1970年、精神科医のクラウディオ・ナランホはイチャーソが米国でエニアグラムのセミナーを開いたときに学びました。その後もイチャーソから深く学んだナランホはカルフォルニア州のエサレン研究所で、生徒の自己実現の手助けとなるようにエニアグラムを教えました。
さらに、ナランホはカルフォルニア州バークレーでエニアグラムを教え、また北米全土のイエズス会でも教え、当時イエズス会の神学生であったドン・リチャード・リソも興味を覚え研究を始めました。
彼は心理学的な基盤を発展させ、「成長のレベル」(性格の発達段階)を発見したことによって、エニアグラムは精緻なものへと発展することになりました。
心理学のタイプ論との相互関係を研究し、その成果を「Personality Types」(邦訳「性格のタイプ」春秋社刊)に1987年表しました。
日本では1988年に日本エニアグラム学会が設立され、エニアグラムを紹介してきました。
日本ではリソ氏とハドソン氏の理論に基づいて講義し、日本で初めて教えた「エニアグラム入門」春秋社の著者パトリック・オリアリー氏の理論も取り入れています。
「このように、エニアグラムは古い根に育った新しい木であるということが言えます。
古代からの知恵に新しい心理学が導入されています。
また、人の心に深く語りかけてくるので受け入れやすく、日本でも人間関係改善のために学ぶ人が増え、教育・宗教・弁護士・医師、心理療法、大手企業の研修に導入するところが出ています。」
関西では日本エニアグラム学会関西支部が中心となって、大阪市内でワークショップ・セミナーを開催しています(平成20年現在で40回目開催予定)。
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日本エニアグラム学会 関西支部
尼崎市上ノ島町1−1−501 ウイズダムマネジメント内(ご厚意により連絡事務所とさせていただいています)
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